トヨタ生産方式は、常に改善を目指すため、

働く人にはつらい方式ですが、職場を守るためには強い会社が必要なのです。





「見える化」遠藤 功、東洋経済新報社(2005/10)

見える化-強い企業をつくる「見える」仕組み
遠藤 功
東洋経済新報社 (2005/10/07)
おすすめ度の平均: 4.33
5 気軽に読めて直ぐに役立つ
3 大事なテーマを取り扱っている
5 現場力を鍛える第二弾

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)


●著者紹介・・・遠藤 功

 大学卒業後、三菱電機、コンサルティング会社を経て、
 現在、早稲田大学大学院教授、ローランド・ベルガー取締役会長。


●「裸の王様」という寓話がありますが、組織が大きくなると、
 「現場が見えない」といったことが普通におこります。


●もちろん、ちゃんと現場が見えている会社も少なくないでしょうが、
 「見える」ようにする努力はたいへんなもので、だまっていれば
 どんどん「見えなく」なってしまうようです。


●では、どうすれば「見える」ようになるのか?
 そのヒントがこの本にあります。

 ・トヨタの各部署では、たんに計画日程表を「見える化」するだけ
  にとどまらず、作業の進捗状況が逐一計画日程表上に掲示され、
  どの工程が予定どおりに進み、どの工程が遅れているのかが
  一目瞭然にわかるようなチャートにする工夫が行われている。


●「見える化」は組織の運営にとって、非常に重要なポイントです。
 そのヒントとして、実際の34の事例が書かれてあるのですから、
 それだけで、価値ある一冊だと思います。

 ・(J社では)役員全員が三ヵ月に一度、自社のコールセンターに
  赴き、どのようなやりとりが顧客との間で行われているのかを
  直接聞く機会を持つことを義務付けた。(p145)


●著者は、大学の教授でありコンサルタント会社の重役ですので、
 やや抽象的なところがありますが、
 「見える化」の事例だけで「買い」です。★4つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・(キヤノンでは)カイゼンを継続させるための「月一改善」や
  「週一改善」「品質朝市」といった改善を実践する「場」が
  仕組みとして埋め込まれ、工場の幹部と現場が一体となって
  カイゼンに取り組んでいる。(p113)

「見える化」遠藤 功、東洋経済新報社(2005/10)¥1,680
(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)

【トヨタ生産方式とは】
大野耐一らが体系化したムダの排除、ジャストインタイム、改善などを柱とした生産方式。

そのほかにも、カンバン方式、多能工、自働化、あんどん、カタログエンジニア、混流生産、作業標準など数多くの手法、キーワードを作っている。


あの神田昌典さんの超人気CDがもらえる、フォレスト出版リーダーズクラブはこちら